Echo Buds(エコーバッズ)を購入するか悩んでいるけど、音質やアレクサ機能が気になっている方も多いはず。
そこで、Echo Budsの開封から使用感までのレビューを画像たっぷりで紹介するので、購入するときの参考にしてください。
Echo Budsの開封レビュー
Amazon純正の完全ワイヤレスイヤホンとして発売された「Echo Buds(エコーバッズ)・第2世代」を購入しました。
Alexa対応のイヤホンということで発売当時から興味があり、プライムデーで5,980円(税込)で販売していたので、試しに購入してみました。
外箱レビュー
まずは、Echo Budsの外箱から見ていきましょう。
外箱は他のEchoシリーズと同じようにブルーで統一されていて、表面にはEcho Budsの文字と本体が写っています。
外箱の右側面にはEcho BudsがBluetooth機器で、耐汗仕様イヤホン(IPX4等級)であることが分かります。
ちなみに耐汗仕様イヤホン(IPX4等級)とは、あらゆる方向の水の飛沫に対して保護するもので、少々の汗や雨でも問題なく利用できます。
他にも同梱内容と動作環境が書かれているので、しっかり確認しておきましょう。
外箱の左側面には「アクティブノイズキャンセリング」の文字がデカデカとあり、周囲の雑音・騒音を打ち消してくれる機能が搭載されています。
また、Echo Budsは1回の充電で最大5時間まで音楽再生できて、充電ケースを含めれば最大15時間まで音楽再生が可能だそうです。
外箱の裏面には「Alexaを連れて行こう」とあり、アレクサと呼ばれる人工知能(AI)の音声認識サービスが利用できます。
例として「アレクサ、音楽をかけて」や「アレクサ、7分のタイマーをセットして」などの音声操作ができます。
私自身、このAlexa機能を利用するためにEcho Budsを買ったようなもので、今からどんな活用ができるのか楽しみです。
いざ開封
それでは、Echo Budsを開封していきましょう!
開封するには外箱の下面にある「矢印のテープ」をピリピリ剥がすと、簡単に開封することができます。
外箱を開けると、ついにEcho Budsが登場!
Echo Buds本体(充電ケース)には透明フィルムでしっかり保護されていて、傷や汚れが付かないようになっています。
外箱のフタ部分には「取扱説明書」がちょっとオシャレに収納されていて、上矢印の方向に引っ張ると取り出せます。
Echo Budsを取り出すと「フィットキット」の文字が見えるので、上矢印の部分を少し折り曲げて持ち上げます。
下にあったフィットキットには「イヤーチップ」「ウイングチップ」「USBケーブル」が一つのダンボールにまとめられています。
これで、同梱物はすべて取り出せたので、Echo Budsの開封は完了です!
同梱物レビュー
Echo Budsの同梱物は本体を含めて5つあります。
- Echo Buds本体
- 取扱説明書
- USB-Cケーブル
- イヤーチップ
- ウィングチップ
Echo Buds本体は次の項目で詳しく紹介するので、その他の同梱物を見ていきましょう!
取扱説明書は3種類あって、「こんにちは」と書かれているものが、Echo Budsのセットアップ方法や操作方法などが載っています。
残りの2つにはアレクサの音声コマンド使用例や取扱上の注意点などが書かれています。
Echo Budsを充電するためのUSB Tybe-Cケーブルが付属しています。
ちなみに、電源アダプタは付属していないので、持っていない方は別途用意する必要があります(※スマホ・タブレットの電源アダプタでも利用可能)。
イヤーチップはすでに本体に付いているものを含めて4種類。
袋に入っているイヤーチップは画像上からXLサイズ、Lサイズ、Sサイズで、本体に付いているのがMサイズとなります。
ウィングチップは2種類あり、画像では大きさが分かりにくいですが、「大」と「小」が用意されています(画像上・小 | 画像下・大)。
こちらはランニングやエクササイズなどにしっかり固定したいときに付けるもので、必ず取り付ける必要がありません。
本体レビュー
それでは最後に一番気になるEcho Buds本体を見ていきましょう。
充電ケースの正面には開けやすいように窪みがあり、その下にはバッテリー残量を確認できるLEDがあります(※LEDの色でバッテリー残量を判別)。
充電ケースの裏面には充電するためのUSB tybe-C端子に加えて、バッテリー残量確認やペアリングモードにするためのボタンが付いています。
充電ケースの下面にはさり気なくAmazonのスマイルロゴがプリントされています。
片手で充電ケースを持ってみると50.1g(イヤホン 5.7g + 充電ケース 44.4g)あるので、微かな重み感じます。
さっそく充電ケースを開くと、ついにEcho Budsのイヤホンが登場!
イヤホンの正面にはAmazonのスマイルロゴがあり、2つのビームフォーミングマイクの穴が見えます(※おそらく音声や環境音を取り入れるためのマイク)。
Echo Budsのイヤホンを取り出すと、充電するのための端子部分があります。
また、充電ケースはイヤホンがくっつくようになっているので、「充電できていない」や「イヤホンの落下」などを防止してくれます。
Echo Budsイヤホンのかたちは円形で、そこにイヤーチップが付いているだけなので、耳につけていてもあまり目立ちません。
Amazonのスマイルロゴが嫌な方も遠目だったり、角度が変わると全然見えないので、そこまで気にする必要はないでしょう。
イヤホンの裏面にはL・Rの文字がプリントされていて、Mサイズのイヤーチップが最初から付いています。
それと画像では分かりにくいですが、赤外線センサーや通気穴もあります。
Echo Budsイヤホンと10円玉で大きさを比較したのがこちらの画像です。
大きさは10円玉とあまり変わらないので、ワイヤレスイヤホンとしては小さくもなく・大きくもない感じでしょうか。
あとは実際に耳につけてみて、フィット感や重さを感じないかが重要だと思います。
Echo Budsの使用感レビュー
Echo Budsを実際に1ヶ月ほど使ってメリット・デメリットが見えてきたので、気になるポイントごとに紹介します。
それでは、Echo Budsを購入するか悩んでいる方向けに使用感レビューをお伝えします。
音質
Echo Budsはワイヤレスイヤホンなので、利用目的として一番多いのが「音楽を聴く」ことだと思います。
そこで、重要なのは音質なんですが、Echo Budsはいたって普通。
低音と高音のバランスが取れていて聴き心地はいいのですが、驚くほど音質が良いわけでもなく、ガッカリするほど音質が悪いわけでもありません。
あくまで価格相応の音質ですが、日常的に使うなら十分満足できるレベルです。
また、Alexaアプリのイコライザーを使えば「ベース(低音域)」「ミドル(中音域)」「トレブル(高音域)」を変更できるので、自分好みのサウンドに調整できます。
残念なのがイコライザーのプリセットを作ったり・用意されてないので、楽曲ごとにサクッと変更できないのが難点。
結論として、SONYやBoseイヤホンのようにガッツリ音楽を聴く方には向きませんが、音楽・動画・ラジオを気軽に楽しむならEcho Budsがオススメです!
アクティブノイズキャンセリング
Echo Budsは「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」に対応しています。
実際にノイズキャンセリングを使うと、周囲の雑音・騒音を低減してくれるので、電車やカフェなどで活用しています。
ただ、Echo Budsのノイズキャンセリング性能は「そこそこ」で、遠くの方で音が鳴っている感じ。
あまり大きな音だと聞こえるし、まったくの無音になるわけではありませんが、音楽を流していれば雑音がほとんど気になりません。
これなら音楽により没頭できるので、集中・リラックスしたいときにEcho Budsのノイズキャンセリングが手助けしてくれるでしょう。
アンビエントサウンド
Echo Budsは「アンビエントサウンド(外音取り込み)」に対応しているので、イヤホンを付けたままでも人の声や周りの音が聞こえやすくなります。
実際にアンビエントサウンドに使ってみると、他の人との会話も問題ないし、車や電車などの音もよく聞こえるので安全です。
しかし、アンビエントサウンドをオンすると、何の音もしていないに「サー」というホワイトノイズが聞こえるのが気になるところ。
それと外を歩いているだけで風切り音がけっこう聞こえて、耳障りなところがあります。
これに対処するにはAlexaアプリを使って、アンビエントサウンドの強弱を「5段階(1~5)」で調整すればOK!
低く設定することでEcho Budsのホワイトノイズや風切り音をある程度緩和できるので、ほぼ気にならないレベルになるでしょう。
アレクサ機能
Echo Budsは音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」に対応しているので、話しかけるだけで音楽を聞いたり、天気・ニュースを教えてくれます。
このアレクサ機能がとても便利で、他のEchoシリーズと遜色なく使えます!
Echo Budsでアレクサを使うには「アレクサ」と呼びかけるだけで、以下のような操作がすべて音声だけで完結します。
- 音楽を聴く
- 天気・ニュースを聞く
- ラジオを流す
- 通話/メッセージ
- タイマー/アラームをセットする
- カレンダー/リマインダーを追加する
- Alexaスキルを起動する
- スマートホームを操作する(※対応機器が必要)
※こちらはあくまで一例で、他にも様々な操作ができます
Echo Budsはスマホさえあれば、どんな場所でもアレクサが使えるので、運動中や宿泊先などでも利用できます(※他のEchoシリーズはできない)。
また、マイクが内と外の3つ付いているので、音声をきっちり認識してくれるのもGOOD!
正直このアレクサ機能だけでもEcho Budsを買う価値があるので、普段からアレクサを使っている方や音声アシスタントに興味がある方にオススメです。
操作性
Echo Budsはタッチセンサーが搭載されていて、イヤホンの表面を軽くタップするだけで、様々な操作ができます。
タップ操作では再生/一時停止、次の曲/前の曲、音量調整などに対応していて、スマホをわざわざ手に取らずに気軽に操作可能。
これにより、ベットやソファに寝ながらでも音楽を快適に聴けるので、とても重宝しています!
タップ操作の操作性は悪くありませんが、イヤホンの位置を直したり、髪をかきあげたときに少し触れるだけで誤作動するのが難点。
その代わりにEcho Budsのタップ操作はAlexaアプリから自由にカスタマイズ可能です!
これならタップ操作の誤作動も防げるし、自分が使いやすいように調整できるので、より快適に操作できます。
イヤホンのフィット感
Echo Budsイヤホンのフィット感は人によって違うと思いますが、個人的にはしっかりフィットして、長時間付けていても痛くなりません。
それに加えてウォーキング・ランニング中に装着していても落ちる心配はありませんでした。
ただ、『Echo Budsの付け心地は良いか?』と聞かれると微妙で、耳にスッと入るような感覚はあまり期待しない方がいいでしょう。
ちなみに、Echo BudsはイヤーピースがS、M、L、XLの4サイズあって、ウイングチップは2種類あります。
どのサイズを選べばいいのか分からない方でも、フィットテストで自分に最適なものを教えてくれるので安心でしょう!
Echo Budsの仕様&スペック
製品名 | Echo Buds(第2世代) |
価格 | 12,980円(税込) ※価格は2022年12月17日時点 |
オーディオ | 5.7mm ダイナミックドライバー |
マイク | 外側:ビームフォーミングマイク2つ 内側:マイク1つ |
プロセッサ | Realtek RTL8763C |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
耐水性 | IPX4等級 (イヤホンのみ) |
センサー | 加速度、近接、タッチ、ホール |
再生機能 | アクティブノイズキャンセリング アンビエントサウンドモード |
サイズ | イヤホン:20.0mm x 19.1mm x 19.1mm 充電ケース:66.8mm x 28.6mm x 39.1mm |
重量 | イヤホン: 5.7g 充電ケース:44.4g |
バッテリー | イヤホン:最大5時間 充電ケース:最大15時間 ※音楽再生時 |
保証 | 1年間限定保証 |
同梱内容 | Echo Buds、充電ケース、イヤーチップ 4サイズ、ウイングチップ 2種類、USB-Cケーブル、クイックスタートガイド |
Echo Budsのレビューまとめ
- Echo Budsの音質は普通ですが、音楽・動画・ラジオを気軽に聴くなら十分満足できる
- ノイズキャンセリングは周囲の雑音を低減してくれるので、音楽により没頭できる
- アンビエントサウンドはノイズや風切り音が気になるが、設定で上手く調整可能
- アレクサ機能はとても便利で、これだけでもEcho Budsを買う価値あり
- イヤホンをタップするだけで再生/一時停止や次の曲/前の曲などを簡単に操作できる
- Echo Budsイヤホンはしっかりフィットして、長時間付いていても痛くならない