Echo Buds(エコーバッツ)は「USBケーブルを使った有線充電」と「充電パッドを使ったワイヤレス充電」に対応しています。
この記事では、Echo Budsの2つの充電方法をわかりやすく紹介しながら、充電できない・バッテリーがすぐ減るときの対処法も解説します!
Echo Budsの充電方法
Echo Buds(第2世代)の充電方法には、「有線充電」と「ワイヤレス充電」の2種があります。
ただし、どちらの充電方法を使えるかは、購入したモデルによって異なるので注意が必要です。
Echo Budsモデル | 価格 | 充電方法 |
ワイヤレス充電対応 | 14,980円 | 有線充電 ワイヤレス充電 |
ワイヤレス充電非対応 | 12,980円 | 有線充電 |
ワイヤレス充電対応モデルなら、USBケーブルによる有線充電にも、充電パッドによるワイヤレス充電にも対応しています。
一方で、ワイヤレス充電非対応モデルは有線充電のみですが、価格が2,000円ほど安くなっているので、コスパ重視の方にオススメです!
公式サイト
Echo BudsUSBケーブルの有線充電
Echo BudsをUSBケーブルで有線充電するには、付属の「USB-Cケーブル」と別売りの「USB充電器(電源アダプター)」が必要です。
とはいえ、USB充電器はスマホやタブレットなどで使っているもので代用できるので、新しく購入する必要はありません。
【有線充電の手順】
- Echo Budsケース裏のUSB端子にUSBケーブルを接続
- ケーブルの反対側をUSB充電器に差し込む
- USB充電器をコンセント挿す
- Echo Budsのランプが緑色に点滅すれば充電開始
Echo Budsの有線充電は、USBケーブルを接続したり、電源に挿したりと少し手間がかかります。
しかし、その分ワイヤレス充電よりも充電効率が良いので、充電時間が短かったり、消費電力が少ないというメリットがあります。
充電パッドのワイヤレス充電
Echo Budsの充電パッドでワイヤレス充電するには、別売りの「Qi規格対応のワイヤレス充電パッド」が必要です。
どれを選べばいいか分からない方には、Amazonが認定している「Anker PowerWave 5W ワイヤレス充電パッド」がオススメです!
【ワイヤレス充電の手順】
- 充電パットをUSBケーブルで接続
- ケーブルの反対側をUSB充電器に接続
- USB充電器をコンセントに挿す
- Echo Budsを電源パッドの中央に置く
- ケースのランプが緑色に点滅すれば充電開始
ワイヤレス充電は最初の設置だけ少し手間ですが、一度セットしてしまえば、あとは置くだけで充電できるメリットがあります(※手順1〜3までが必要なくなる)。
ただし、有線充電と比べて20〜30%ほどの電力ロスがあるため、充電時間が長かったり、消費電力が多くなるので注意が必要です。
Echo Budsが充電できない
Echo Budsが充電できないときは、以下の6つを確認してください。
それでは、充電できない原因と対処法を詳しく解説していきます!
正しく充電できていない
Echo Budsの充電ができないときは、充電方法を誤っている可能性があります。
有線充電の場合は、Echo BudsとUSB充電器の接続が甘いと充電できないので、USBケーブルでしっかり接続する必要があります。
ワイヤレス充電の場合は、Echo Budsを充電パッドの中央に置かないと上手く充電されないことがあるので、位置がズレてないかチェックしましょう。
また、USB充電器がコンセントにしっかり差し込まれていないと、電力が供給されず充電できないので、こちらも合わせて確認してください。
イヤホンがしっかりケースに収まっていない
Echo Budsを充電できないときは、イヤホンがしっかりケースに収まっていないからです。
イヤホンが正しくセットされていない状態では、ケース自体は充電されても、肝心のイヤホン本体は充電されません。
これでは、いざ使おうと思ったときに『音が聞こえない…』なんてことになってしまいます。
そのため、イヤホンをケースに収納するときは、正しい位置にしっかり収まっているか、左右(L/R)が逆になっていないか、しっかり確認しましょう。
イヤホンが汚れている
Echo Budsを充電できないときは、イヤホンが汚れているからです。
イヤホン本体には「充電用の端子」があるため、そこに汗や手垢などの汚れが付着していると、上手く接触されず、充電できないことがあります。
その場合は、乾いた柔らかい布で優しく拭き取ることで、正常に充電ができるようになります。
暑すぎる・寒すぎる環境
Echo Budsを充電できないときは、暑すぎる・寒すぎる環境が原因かもしれません。
ケースやイヤホンに使用されている「リチウムイオンバッテリー」は、推奨環境が0~35℃、理想環境は16~25℃とされています。
そのため、暑すぎる環境だとEcho Buds本体が熱くなり、安全のために充電が自動停止する可能性があります。
逆に寒すぎる環境では、リチウムイオンバッテリーの特性により、充電ができなくなったり、充電時間が遅くなったりすることがあります。
また、極端な温度環境はバッテリーの劣化を早めてしまうので、なるべく適温の環境で充電することを心かげましょう。
ケースやイヤホンの故障・不具合
Echo Budsを充電できないときは、ケースやイヤホンの故障・不具合が考えられます。
例えば、ケースやイヤホンを落として故障したり、システム的な不具合が発生すると、正常に充電できなくなることがあります。
とくにケース内の左右にある3つの充電ピンが破損すると、イヤホンに充電できなくなるので要注意です!
もし、再起動や初期化しても充電できないときは、1年間の限定保証があるので、Amazonカスタマーサポートにお問い合わせしてみましょう。
Echo Budsの故障・不具合の内容によっては交換・返金の対象になる可能性があります。
関連記事 Echo Budsを再起動・初期化する方法は?故障・不具合もこれで解決!
ケーブルや充電器が故障している
Echo Budsを充電できないときは、使っている「USBケーブル」や「充電器」に原因があるのかもしれません。
たとえば、USBケーブルが断線していたり、充電器やワイヤレス充電パッドが故障していると、正常に充電されません。
スマホやタブレットなどの別デバイスで試してみて、同じように充電できなかったら、USBケーブルや充電器に原因がある可能性が高いです。
その場合は別のケーブルや充電器を使うか、新しく買い直して試してみるのが良いでしょう。
Echo Budsの充電がすぐなくなる
Echo Budsをフル充電したはずなのに、「あまり使っていないのに充電がすくなくなる・・・」というケースがあります。
実際、同じような現象に悩んでいる方は多く、SNSやAmazonフォーラムでもたびたび報告されています。
echo budsのケースバッテリーの自然放電がひどい件、もしかしたら解決したかもしれない。1日無使用放置しただけで残量ゼロになってたのに、一度工場出荷状態にリセットしたら、満充電から3日経過してもまだ残量たっぷり。内部システムがバッテリーに悪さをしてたってコト??
— 和多乃原かぼれん@よなかち第1巻好評発売中🖱 (@cabore_HK) July 30, 2022
Echo Buds使ってない間にバッテリー空になるのなんなん?
— 豚に真珠オーディオ (@T566yutakonsu) March 23, 2025
最近、Echo Budsの自然放電ざひど過ぎる…
満充電して1日使わずにほっとくだけでバッテリーなくなってるんだけど
これじゃ使い物にならんよー😭
— たけ たか (@takahiro_aoz) December 20, 2023
原因については、個体差や内部システムの影響が考えられますが、公式サイトやヘルプには具体的な説明が見当たりません。
とはいえ、Echo Budsの充電がすぐ減るときの対処法はいくつか記載されているので、以下にまとめてみました。
【Echo Budsの充電がすぐ減るときの対処法】
- Echo Budsを再起動する
- イヤホンがケースにしっかり収まっていることを確認する
- ソフトウェアをアップデートする
- Alexaアプリを入っているスマホ・タブレットと再ペアリングする
- Echo Budsを工場出荷時の状態にリセット(初期化)する
こちらの対処法をすべて試してみても症状が改善しないときは、Echo Budsの不具合や初期不良の可能性があります。
その場合は、Amazonカスタマーサポートに連絡して、一度相談してみるのがオススメです(※購入してから1年以内なら保証対象になる可能性があります)。
Echo Budsのバッテリー残量を確認する方法
Echo Budsのバッテリー残量を確認する方法は以下の3つがあります。
それでは、バッテリー残量を確認する方法を1つずつ紹介していきます。
ケースのライトでバッテリー残量を確認する
Echo Budsのバッテリー残量を確認するなら、ケースに付いている「ライト(LED)」をチェックするのが最も手軽な方法です。
まず、ケース開けると表面のライトが点灯して、ケース本体のバッテリー残量を確認できます。
さらに、ケース内側の左右にある2つのライトが点灯して、イヤホン本体のバッテリー残量も確認できます。
ライトの色 | ケース バッテリー残量 |
イヤホン バッテリー残量 |
緑色 | 1回以上のフル充電可能 | 40%以上 |
黄色 | 1回のフル充電不可 | 40%以下 |
赤色 | 残りわずか | 残りわずか |
Echo Budsのクイックスタートガイドによると、緑色のライトならバッテリー残量は十分なので、充電する必要はありません。
一方で、黄色または赤色のライトが点灯している場合は、バッテリー残量が少なくなっているサインなので、早めに充電するのがオススメです!
Alexaアプリでバッテリー残量を確認する
Echo Budsのバッテリー残量を確認するには、ペアリングしているスマホやタブレットの「Alexaアプリ」からチェックできます。
ケースを開けた状態またはイヤホンを装着した状態でAlexaアプリを開くと、ホーム画面にEcho Budsが表示され、バッテリー残量を確認できます。
イヤホン(L/R)とケースのバッテリー残量がそれぞれ1〜100%で表示されるので、ケースのランプで確認するよりも、より正確に把握できます。
なお、Alexaアプリにバッテリー残量が表示されないときは、イヤホンをケースに戻してフタを閉じ、約30秒待ちます。その後、再びケースを開けて3秒待ってからアプリを確認してください。
音声でバッテリー残量を確認する
Echo Budsのバッテリー残量を確認するには、音声でアレクサ(Alexa)に呼びかけるだけでチェックできます。
バッテリー残量を確認したいときに『アレクサ、バッテリー残量を教えて』と話しかけるだけでOK!
すると、アレクサが『左は〇〇%、右は〇〇%、ケースは〇〇%です』と音声で教えてくれるので、手が離せないときに便利です。
ただし、AlexaアプリのEcho Buds設定で「Alexaハンズフリーを有効にする」をオンにしていないと、音声操作は利用できないので注意してください。
関連記事 Echo Budsのアレクサを使えば音声でらくらく操作!出来ること・反応しないときは?
Echo Budsのバッテリー持続時間は?
Echo Budsの購入を検討するうえで、気になるのが「バッテリー持続時間」ですよね?
実は、フル充電でのバッテリー持続時間は、「ANC(アクティブノイズキャンセリング)」と「ハンズフリーでAlexa」のオン / オフによって変わってきます。
以下は、音楽再生時のバッテリー持続時間を比較した表です。
ANC・オン Alexa・オン |
ANC・オフ Alexa・オフ |
|
イヤホン単体 バッテリー持続時間 |
最大5時間 | 最大6.5時間 |
ケース併用 バッテリー持続時間 |
最大15時間 | 最大19.5時間 |
Echo Budsのバッテリーはイヤホン単体で最大5〜6.5時間、ケース併用で最大15〜19.5時間まで持続します。
つまり、ANCとAlexaをオフにするだけで、最大1.5時間(ケース併用で最大4.5時間)も再生時間が伸びるので、なるべく長く使いたい方にはおすすめの設定です。
なお、通話時のバッテリー持続時間は、イヤホン単体で最大4時間、ケース併用で最大12時間となるので、音楽再生よりも短くなることを覚えておきましょう!
Echo Budsの充電時間はどれくらい?
Echo Buds(第2世代)の充電時間は、「有線充電」と「ワイヤレス充電」で異なります。
一般的に、USBケーブルを使った「有線充電」の方が、充電パッドを使った「ワイヤレス充電」よりも速く充電できます(充電効率が高いため)。
【Echo Budsの充電時間(目安)】
○有線充電:約2時間
○ワイヤレス充電:約3時間
※充電時間は環境、充電器、ケーブルなどによって異なる場合があります。
ワイヤレス充電よりも有線充電の方が、約1時間早く充電できるため、急いでいるときは有線充電がベストです。
さらに、イヤホンのバッテリーが切れてしまっても、ケースに戻してわずか15分の充電で、最大2時間の音楽再生が可能!
通勤・通学前などの短時間でもスピーディーに充電できるため、万が一のバッテリー切れでも安心です。
Echo Budsを省電力モードにする方法
Echo Budsの省電力モードとは、ノイズキャンセリング、アンビエントサウンド(外音取り込み)、Alexaなどの機能をオフにする設定です。
省電力モードを有効にすることで、バッテリー持続時間が大幅に延び、イヤホン単体で最大1.5時間、ケース併用で最大4.5時間も長く使えるようになります。
- スマホやタブレットから「Alexaアプリ」を開く
(※Echo Budsとペアリングしておく必要があります) - ホーム画面のEcho Budsから「設定アイコン」をタップ
- 設定メニューから「省電力」をオンすれば完了
Echo Budsの充電まとめ
- Echo Budsは「有線充電」と「ワイヤレス充電(対応モデルのみ)」に対応
- 充電できないときは充電方法、イヤホン/ケース、ケーブル/充電器を見直す
- 充電がすぐなくなる場合は、工場出荷時の状態にリセット(初期化)などを試してみる
- バッテリー残量はケースのライト、Alexaアプリ、音声(アレクサ)から確認できる
- バッテリー持続時間はイヤホン単体で最大5〜6.5時間、ケース併用で最大15〜19.5時間
- Echo Budsの充電時間は約2〜3時間で、15分の充電で約2時間の音楽再生可能