Fireタブレットにはストレージ容量が8GBしかないモデルもありますが、その代わりにmicroSDカードに対応しています。今回は、FireタブレットにmicroSDカードを挿入・取り外す方法とコンテンツを移動させてストレージ容量を増やす方法を紹介します。
SDカードを挿入する方法
FireタブレットのmicroSDカードスロットはリアカメラの横にあって、最大200GBまでのmicroSDカードに対応しています。
FireタブレットにmicroSDカードを挿入するには液晶画面がある方を表にして、フロントカメラが上になるように向きを変えます。microSDカードスロットの蓋を外して、microSDカードの出っ張りが上になるようにして、Fireタブレットに挿れます。
途中までスムーズに入るので、あとはmicroSDカードを押し込んで「カチッ」と音が聞こえたら、microSDカードの挿入は完了です。
ストレージ容量を確認する方法
FireタブレットにmicroSDカードを挿入して、端末のスリープを解除すると「拡張ストレージ」の画面が表示されます。この画面が表示されたら、無事にFireタブレットがmicroSDカードを認識していることになります。
それでは、Fireタブレットに挿入されているmicroSDカードのストレージ容量を確認する方法を紹介します。まず、ホームから「設定アプリ」を開きます。
設定アプリには端末、個人、システムの3つに分かれているので、端末の中にある「ストレージ」をタップして下さい。
内部ストレージの下に「SDカードのストレージ」があって、空き容量と使用可能な容量が表示されています。Fireタブレット(8GBモデル)の内部ストレージは約5GBしか使えませんが、32GBのmicroSDカードを挿すことで合計35GB使えるようになります。
「SDカードのストレージ」をタップすると、microSDカードのストレージ容量がどこの項目で使われているのかわかります。さらに、Amazon映画とTV番組や本などの項目をタップすると、項目ごとに細かく見ることができます。
アプリやコンテンツをSDカードに保存・移動する方法
Fireタブレットのアプリやコンテンツをダウンロードするときに、SDカードに保存する方法を紹介します。microSDカードのストレージ容量を確認した時と同じように設定アプリから「ストレージ」をタップします。
SDカードの項目にはアプリ、映画とTV番組、写真とパーソナルビデオ、本をSDカードにダウンロード(保存)するかオンとオフで切り替えることができます。
次に内部ストレージに保存されているアプリやコンテンツをSDカードに移動させる方法を紹介します。アプリをSDカードに移動させるには、「SDカードにアプリを移動」をタップするだけで簡単に移動させることができます(サポートされているアプリのみ)。
映画とTV番組や本はmicroSDカードに移動させることができないので、内部ストレージに保存しているデータを削除して、再度ダウンロードすることで、SDカードに保存できます。
楽曲をSDカードに移動させるにはミュージックアプリを開いて、メニューから「設定を変更する」をタップします。ミュージックの設定から「すべてのオフライン」をタップして、「すべてSDカードへ転送」からできます。
写真とパーソナルビデオはFireタブレットで撮影したときにSDカードに自動保存されますが、SDカードを挿れる前に撮影した写真・動画はSDカードに移動させることができません。その代わりに写真・動画はAmazon Driveに保存することができます。
SDカードを取り外す方法
FireタブレットからmicroSDカードを取り外す方法を紹介します。最初に設定アプリのストレージから「SDカードを取り外す」をタップします。
Fireタブレットの画面に使用中のアプリの一部が停止し、SDカードを再びマウント(挿入)するまで使用できなくなる注意が表示されます。そのまま続けるために「OK」をタップします。
最後にFireタブレットからmicroSDカードを取り外すだけですが、この時にmicroSDカードを引っ張ってはいけません。ついつい引っ張ってしまいますが、取り外すときはmicroSDカードを押します。
押すと「カチッ」と音が聞こえて、microSDカードが少し出た状態になります。あとは引っ張るだけで、FireタブレットからmicroSDカードを取り外すことができます。
SDカードの選び方
SDカードは大まかに分けるとサイズが大きい「SDカード」と小さい「microSDカード」がありますが、Fireタブレットで使えるのはmicroSDカードです。上の画像は左がmicroSDカードで右がSDカードになります(厳密には右側はSDカードの変換アダプタです)。
Fireタブレットは最大1TBまでのmicroSDカードに対応していますが、端末の相性によってはSDカードが認識しなくて、最悪使えないというケースもあります。
上記で紹介しているmicroSDカードはMade for Amazon認証取得ということで、Fireタブレット(Fire、Fire HD 8、Fire HD 10)とAmazon Fire TVで動作済みの商品なので、端末との相性を気にすることなく、安心して使用することができるのでオススメです!