Amazonは新型の「Fire 7(第7世代)」と「Fire HD 8(第7世代)」を2017年6月7日に発売しましたが、どっちを購入するか悩みますよね?今回は、Fire 7とFire HD 8の料金や仕様を徹底比較をして、購入するべきオススメの端末を紹介します!
Fire 7とFire HD 8を比較
価格
Fire 7 タブレット(第7世代)の価格は、8GBモデルが8,980円(税込)で、16GBモデルが10,980円(税込)です。
Fire HD 8(第7世代)の価格は、16GBモデルが11,980円(税込)で、32GBモデルが13,980円(税込)になります。
ストレージ容量が同じの16GBモデルで価格を比較すると、その差はなんと1,000円しか変わりません。Fire HD 8は新型になって、価格がさらに安くなったので、Fire 7 タブレットとの価格差がほとんどなくなっています。
ちなみに、Fire 7 タブレットとFire HD 8はどっちもAmazonプライム会員限定の割引クーポンを使用することで、価格が4,000円OFFになります。
ディスプレイ
Fire 7 タブレットは7インチのIPSディスプレイで、解像度は1024×600(171ppi)です。Fire HD 8は8インチのIPSディスプレイで、解像度は1280×720(189ppi)になります。
Fire HD 8は高画質のHD画質(720p)に対応しているので、AmazonプライムビデオやKindleなどの動画視聴や読書に最適です。しかし、Fire 7 タブレットはSD画質(480p)になるので、Fire HD 8と比較して、画質が悪いです。
最近のスマホ・タブレットはHD画質(720p)に対応しているのは当たり前なので、動画や画像の画質を気にする人は「Fire HD 8」をオススメします!
メモリ
Fire 7 タブレットとFire HD 8のプロセッサ(CPU)は、どちらも1.3GHzクアッドコアを搭載しているので変わりませんが、メモリに違いがあります。
メモリを比較すると、Fire 7 タブレットが1GBで、Fire HD 8は1.5GBになります。Fire HD 8のメモリの方が0.5GB大きいので、アプリやゲームなどを多く処理できて、動作が快適です。
ストレージ容量
Fire 7 タブレットのストレージ容量は8GBと16GBの2種類で、Fire HD 8のストレージ容量も16GBと32GBの2種類あります。
システム領域で実際に使用可能なストレージ容量はもっと少ないので、Fire 7 タブレットの8GBモデルではすぐに容量不足になりそうです。
ストレージ容量は少なくとも16GBは欲しいですが、Fire 7 タブレットとFire HD 8はmicroSDカードで最大256GBまで外部ストレージを拡張できるので、そちらを利用するのもありです。
オーディオ
Fire 7 タブレットのオーディオは「モノラルスピーカー」で、Fire HD 8は「デュアルステレオスピーカー」になります。
モノラルスピーカーは1つしかスピーカーがないので、同じ音を出すしかありません。デュアルステレオスピーカーは2つスピーカーがあるので、左右から異なる音を出すことで臨場感が出ます。
さらに、Fire HD 8は「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応しているので、高音質な音を出せます。
センサー
Fire 7 タブレットのセンサーは「アクセロメータ」のみですが、Fire HD 8のセンサーにはアクセロメータ以外にも「環境光センサー」があります。
アクセロメータは加速度センサーとも呼ばれていて、端末の動きや傾きを検知します。Fire 7 タブレットとFire HD 8の傾きによって、自動的に画面を縦向き・横向きにするのもアクセロメータのおかげです。
環境光センサーは周囲の明るさを検知して、自動的に画面の明るさを調整してくれます。Fire 7 タブレットにはこの環境光センサーがないので、手動で画面の明るさを調整する必要ありそうです。
バッテリー持続時間
バッテリー持続時間を比較すると、Fire 7 タブレットが最大8時間で、Fire HD 8は最大12時間になります。
Fire 7 タブレットは旧型よりもバッテリー持続時間が1時間増えましたが、それでもFire HD 8の方が4時間長く利用できます。ちなみに、充電時間はどちらも約6時間です。
Fire HD 8なら1日使っても余裕でバッテリーが持ちそうなので、外出先や宿泊先で使用する方や長時間利用する方にオススメです。
サイズと重量
サイズを比較すると、Fire 7 タブレットが192 x 115 x 9.6mmで、Fire HD 8は214 x 128 x 9.7mmになります。画面サイズもあるので、Fire HD 8の方が一回り大きい感じです。
重量を比較すると、Fire 7 タブレットが295gで、Fire HD 8は369gになります。Fire HD 8の方が74g重たいので、動画視聴や読書するときにずっと持っていると辛いかもしれません。
仕様表・スペック表で比較
端末名 | Fire 7 タブレット(第7世代) | Fire HD 8(第7世代) |
ディスプレイ | 7インチ IPSディスプレイ 解像度 1024×600(171ppi) | 8インチ IPSディスプレイ 解像度 1280×720(189ppi) |
プロセッサ | 1.3GHzクアッドコア | 1.3GHzクアッドコア |
メモリ | 1GB | 1.5GB |
ストレージ | 8GB/16GB | 16GB/32GB |
カメラ | 2メガピクセル リアカメラ VGA フロントカメラ | 2メガピクセル リアカメラ VGA フロントカメラ |
オーディオ | モノラルスピーカー | デュアルステレオスピーカー Dolby Atmos |
通信機能 | デュアルバンドWi-Fi IEEE802.11a/b/g/n Bluetooth対応 | デュアルバンドWi-Fi IEEE802.11a/b/g/n Bluetooth対応 |
センサー | アクセロメータ | アクセロメータ、環境光センサー |
バッテリー駆動時間 | 最大8時間 | 最大12時間 |
拡張性 | microSDカード(最大256GB) | microSDカード(最大256GB) |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm |
重量 | 295g | 369g |
まとめ:どっちを購入すればいいの?
ここまで、Fire 7 タブレットとFire HD 8を比較してきましたが、どっちを購入すればいいのでしょうか?
上の仕様表を見てもらえればわかりますが、ほとんどの点でFire 7 タブレットよりFire HD 8の方が優れているので、購入するなら「Fire HD 8」をオススメします!
Fire HD 8をオススメする3つのポイントが以下になります。
- ディスプレイの解像度が1280×720で、高画質の「HD画質」に対応している
- メモリが1.5GBなので、アプリやゲームの動作がサクサク
- バッテリー持続時間が最大12時間で、1日使っても余裕で持つ
FireタブレットシリーズはAmazonプライムビデオで動画視聴したり、Kindle本で読書する方が多いので、Fire HD 8のように高画質の「HD画質」に対応していることは必須ともいます。
逆に、Fire 7 タブレットをオススメする理由は価格の安さとサイズ・重量ぐらいです。価格に関しては、Fire HD 8が新型になる度に価格が下がっているので、Fire 7 タブレットの最大のメリットがなくなってきている印象があります。
結論として、Fire 7とFire HD 8を購入するなら、性能が優れている「Fire HD 8」をオススメします。Fire 7 タブレットもコスパが優れている端末なので、できるだけお金を掛けたくない方にオススメです。