Fireタブレットにマウスやキーボードを接続して、細かい操作したい方や素早く文字入力をしたい方もいると思います。今回は、Fireタブレットでマウス・キーボードを使う方法を初心者にもわかりやすく紹介します。
マウス・キーボードを使うには?
Fireタブレットでマウス・キーボードを使うには「Bluetooth接続でマウス・キーボードを使う方法」と「USB接続でマウス・キーボードを使う方法」の2つがあります。
Bluetoothは無線通信なので、Fireタブレットとケーブルで接続する必要がないメリットがあります。ただし、USBマウス・キーボードと比べると価格が高く、利用するのに乾電池や充電が必要になるデメリットもあります。
逆に、USBはFireタブレットに接続するための「USBホストケーブル」を購入する必要があるデメリットがあります(後ほど詳しく説明)。ただし、Bluetoothマウス・キーボードと比べて価格が安く、既に持っている方が多いメリットがあります。
Bluetooth接続でマウス・キーボードを使う方法
Bluetooth接続でマウス・キーボードを使うには、Fireタブレットの設定から「ワイヤレス」を選びます。
ワイヤレスが表示されるので「Bluetooth」をタップして下さい。
さらに「Bluetooth」をタップして、オフからオンに切り替えます。
Bluetoothをオンすると「Bluetooth端末をペアリング」が表示されるので、続けてそれをタップしていきます。
画面に「Bluetooth端末をペアリング」が表示されたら、Fireタブレット周辺のBluetooth端末を探している状態になります。
Fireタブレットがこの状態になったらマウスやキーボードをペアリング状態にします(ペアリング状態にする方法は機器によって異なるので、取扱説明書を参照して下さい)。
最初にBluetoothマウスをペアリング状態すると、マウスアイコンと端末名が表示されるので、そちらをタップします。
ペアリングした端末が「接続済み」になって、画面にマウスカーソルが表示されたら、FireタブレットとBluetoothマウスの接続は完了です。
次にBluetoothキーボートをペアリング状態にすると、キーボートアイコンと端末名が表示されるので、そちらをタップします。
Bluetoothキーボードはすぐにペアリングされず、画面に表示されている「ペアリングコード」を入力して改行(スペースキー)または実行(エンターキー)を押す必要があります。
ペアリングした端末が「接続済み」になって文字入力ができたら、FireタブレットとBluetoothキーボードの接続は完了です。
Bluetoothは複数の端末を同時に無線接続できるので、Fireタブレットでマウスとキーボードを同時に使いたい方にはいいかもしれません。
ちなみに、Fireタブレットに接続したBluetoothマウスとBluetoothキーボードはこちらです。
USB接続でマウス・キーボードを使う方法
USB接続でマウス・キーボードを使うには、Fireタブレットが「USBホスト機能(OTG機能)」に対応している必要があります。
USBホスト機能は2014年以降に発売したFireタブレットなら対応しています。
ただし、Fireタブレットには「microUSB(microUSB 2.0 Type-B)」しかないので、マウスやキーボードで使われているUSB A(USB 2.0 Type – A)は接続できません。
USBマウス・キーボードを使うには別売りの「USBホストケーブル MicroB(microUSB)・オス ― USB A・メス 」が必要になります。
USBホストケーブルはオンラインショップや家電量販店で購入できますが、間違えて購入しないように注意して下さい。
USBホストケーブルがあれば、あとはとても簡単です。
Fireタブレットの充電のときに利用する「microUSB・メス」にUSBホストケーブルの「microUSB・オス」を接続します。
その後にUSBホストケーブルの「USB A・メス」にUSBマウスやUSBキーボードを接続するだけで使えるようになります。
USBマウスとUSBキーボードはとくに設定することなく使えますが、USBホストケーブルだけでは複数のUSB端末を同時に使えません。
同時にマウスとキーボードを使いたい方は別売りの「USBハブ」を用意する必要がありそうです。
まとめ
- Fireタブレットでマウス・キーボードを使うにはBluetoothとUSBの2つがある
- Bluetoothは無線接続できるメリットがあり、USBは端末の価格が安いメリットがある
- Bluetooth接続でマウス・キーボードを使うには設定からペアリングする必要がある
- USB接続でマウス・キーボードを使うにはUSBホストケーブルを購入する必要がある