Amazonが販売する8インチの「Fire HD 8(第6世代)」はHD画質のディスプレイが搭載されていて、前モデルより価格がぐっと安くなりました。今回は、Fire HD 8のスペック・仕様がどれくらいなのか徹底解説していきます!
追記:2017年6月9日に新型「Fire HD 8(第7世代)」が販売されました。新型と旧型の違いはこちらの記事で紹介しています。
ディスプレイ
Fire HD 8は8インチのIPSディスプレイを採用していて、解像度は1280×800(189ppi)になっています。HD画質に対応しているので、AmazonビデオやAmazonプライムビデオで配信している映画やTV番組も高画質で楽しむことができます。
他にもFire HD 8のディスプレイは8インチなので、小さくもなく、大きくもないちょうど良いサイズになっているので、動画を見たり、本やマンガを読むには最適な端末です。
プロセッサ(CPU)
Fire HD 8のプロセッサ(CPU)には最大1.3GHzのクアッドコアが搭載されています。一般的な8インチタブレットに劣らない性能になっているので、アプリ・ゲームも快適に利用することができます。
メモリ
Fire HD 8のメモリ(RAM)の容量は1.5GBあるので、下位機種の「Fireタブレット」よりも処理速度が早いです。メモリが増強されたことにより、普段利用しているアプリやゲームもサクサク動くようなるかもしれません。
ストレージ
Fireタブレットのストレージ容量は16GBモデルと32GBモデルの2種類が用意されています。実際に使用できるストレージ容量はもっと少ないですが、写真や動画を端末にたくさん保存しなければ、16GBモデルでも十分だと思います。
カメラ
Fire HD 8はリアカメラ(背面カメラ)とフロントカメラ(前面カメラ)がしっかり搭載されているので、リアカメラで写真を撮ったり、フロントカメラでビデオチャットもできます。
ただ、リアカメラは2メガピクセル(200万画素)でフロントカメラはVGA(640×480)なので、お世辞にも画質が良いとはいえません。
オーディオ
Fire HD 8はデュアルステレオスピーカーなので、2つのスピーカーから臨場感のある音を出す頃ができます。他にも、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応しています。
通信機能
Fire HD 8の通信機能はIEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN接続(Wi-Fi)に対応しています。しかし、高速無線通信できる規格のIEEE 802.11acには対応していないようです。
近距離無線通信の「Bluetooth」も対応しているので、マウス、キーボード、イヤホン、スピーカーなどのBluetooth機器を接続して使用することができます。
バッテリー駆動時間
Fire HD 8のバッテリー駆動時間は最大12時間となっています。驚くほどバッテリーが長持ちなので、これなら1日中持ち歩いて利用したとしてもバッテリーがなくなる心配はなさそうです。ちなみに、付属している電源アダプタでの満充電までの時間は6時間未満となっています。
拡張性
Fire HD 8はmicroSDカードスロットがあるので、microSDカードを挿入することでストレージ容量を拡張することができます。microSDカードは最大200GBまで対応しているので、Fire HD 8のストレージ容量がなくなっても心配はなさそうです。
サイズ
Fire HD 8のサイズは214 x 128 x 9.2mmとなっています。
重量
Fire HD 8の重量は341gと前モデルと比べると重たくなっていますが、8インチタブレットの中では軽いです。
スペック表
端末名 | 新モデル Fire HD 8 |
ディスプレイ | 8インチ HDディスプレイ 解像度 1280×800(189ppi) |
プロセッサ | 1.3GHz×4 クアッドコア |
メモリ | 1.5GB |
ストレージ | 16GB/32GB |
カメラ | 2メガピクセル リアカメラ VGA フロントカメラ |
オーディオ | デュアルステレオスピーカー Dolby Atom |
通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz・5GHz) Bluetooth対応 |
バッテリー | 最大12時間 |
拡張性 | microSDカード(最大200GBまで) |
サイズ | 214 x 128 x 9.2mm |
重量 | 341g |