Amazonが販売する「Fire HD 10(第5世代)」は10.1インチのHDディスプレイが搭載されているので、動画や雑誌も大画面で楽しむことができます。今回は、Fire HD 10のスペック・仕様をがどれくらいなのか徹底解説します。
ディスプレイ
Fire HD 10は10.1インチのIPSディスプレイを採用していて、解像度は1280×800(149ppi)となっています。「HD画質」に対応しているので、AmazonプライムビデオやHulu(フールー)などで配信している映画やテレビ番組も高画質で視聴することができます。
また、Kindleストアで配信している書籍・コミックも快適に読むことができます。特に雑誌は大画面の方が読みやすいので、Fire HD 10には最適です。
プロセッサ(CPU)
Fire HD 10のプロセッサ(CPU)には1.5GHz×2と1.2GHz×2のクアッドコアが搭載されています。プロセッサはどこのメーカーが使用されているのかわかりませんが、一般的な10インチタブレットにも劣らない性能になっています。
メモリ
Fire HD 10のメモリ(RAM)の容量は1GBあります。こちらもプロセッサと同様に他のタブレット比べても平均的な性能です。とはいえ、Fireタブレットシリーズの中でも最上位機種で価格も高いので、メモリは2GBぐらい欲しいですね。
ストレージ
Fire HD 10のストレージ容量は16GBモデル、32GBモデル、64GBモデルと3つから選ぶことができます。システム領域が含まれるので実際に使用できるストレージ容量はもっと少ないです。当然ですが、ストレージ容量が大きいほど価格も高くなります。
カメラ
Fire HD 10はリアカメラ(背面カメラ)とフロントカメラ(前面カメラ)がしっかり搭載されているので、写真・動画の撮影やSkypeでビデオ通話などができます。リアカメラは5メガピクセル(500万画素)で、フロントカメラは720p(1280×720・HD画質)に対応しています。
オーディオ
Fire HD 10は2つのスピーカーを搭載しているデュアルステレオスピーカーです。他にも臨場感のある音を出すことができる「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも対応しています。
通信機能
Fire HD 10の通信機能はIEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LAN(Wi-Fi)接続に対応しています。デュアルバンドとなっているので、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しています。高速通信が可能な802.11acにも対応ので、ウェブサイトや動画の読み込みが早くなりそうです。
近距離無線通信の「Bluetooth」に対応しているので、マウス、キーボード、イヤホン、スピーカーなどのBluetooth機器を接続して、より便利に使用することができます。
バッテリー駆動時間
Fire HD 10のバッテリー駆動時間は最大8時間となっています。バッテリーが8時間持てば十分ですが、本体が大きいので最大10時間ぐらいは欲しいですね。ちなみに、満充電になるまでの時間は約5時間となっています(付属の電源アダプタを利用した場合)。
拡張性
Fire HD 10はmicroSDカードスロットがあるので、別売りのmicroSDカードを挿入することで、最大200GBまでストレージ容量を拡張することができます。Amazonプライムビデオ、Kindle本、PrimeMusicなどのコンテンツを端末に保存することが多いので、microSDカードに対応しているとなにかと心強いです。
サイズ
Fire HD 10のサイズは262 x 159 x 7.7mmとなっています。
重量
Fire HD 10の重量は432gとなっています。10インチのタブレットなのでしょうがないですが、やっぱり重たいですね。
スペック表
端末名 | Fire HD 10(第5世代) |
ディスプレイ | 10.1インチ HDディスプレイ 解像度 1280×800(149ppi) |
プロセッサ | 1.5GHz×2、1.2GHz×2 クアッドコア |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 16GB/32GB/64GB |
カメラ | 5メガピクセル リアカメラ 720p フロントHDカメラ |
オーディオ | デュアルステレオスピーカー Dolby Atom |
通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz・5GHz) Bluetooth対応 |
バッテリー | 最大8時間 |
拡張性 | microSDカード(最大200GBまで) |
サイズ | 262 x 159 x 7.7mm |
重量 | 432g |
Fire HD 10 64GBモデルのカラーはシルバーのみのようです。