Amazonが販売する7インチの「Fireタブレット(第5世代)」は価格が安く、コストパフォーマンスが高いことで評判のデバイスです。今回は、Fireタブレットのスペック(仕様)はどれくらいなのか徹底解説していきます!
追記:2017年6月9日に新型「Fire 7 タブレット(第7世代)」が販売されました。新型と旧型の違いはこちらの記事にまとめています。
ディスプレイ
Fireタブレットは7インチのIPSディスプレイを採用していて、解像度は1024×600(171dpi)になっています。AmazonビデオやAmazonプライムビデオはHD画質(1280×720)に対応しているコンテンツが多いですが、Fireタブレットでは残念ながらSD画質でしか楽しむことができません。
プロセッサ(CPU)
Fireタブレットのプロセッサには最大1.3GHzクアッドコアが搭載されています。プロセッサになにが使われているのか公式サイトに記載されていませんが、価格が安いのにも関わらず一般的な7インチタブレットに劣らない性能があります。
メモリ
Fireタブレットのメモリは1GBあるので、十分な性能があります。他の7インチタブレットと比べても平均ぐらいの性能を持っています。
ストレージ
Fireタブレットのストレージは8GBモデルと16GBモデルがあります。ストレージにはシステム領域が含まれるので、実際に使用できるストレージ容量はこれよりも少なくなります。
8GBモデルの場合はすぐにストレージ容量がいっぱいになってしまうので、割りきって使用するか、別売りのmicroSDカードを購入してストレージを拡張する必要があります。
カメラ
Fireタブレットにはリアカメラ(背面カメラ)とフロントカメラ(前面カメラ)があるので、写真や動画も撮ることができます。リアカメラは2メガピクセル(200万画素)でフロントカメラはVGA(640×480)なので、最近のスマートフォンのカメラと比べると画質が悪いです。
オーディオ
Fireタブレットはモノラルスピーカーになっています。スピーカーはモノラルなので1つしかなく、ステレオと比べると音の臨場感が劣ります。とはいえ、タブレット端末なのでイヤホンやヘッドホンを使用すればスピーカーは関係なくなりますが・・・。
通信機能
FireタブレットはIEEE 802.11 b/g/nの無線LAN(Wi-Fi)通信に対応しています。高速通信が可能なIEEE 802.11 a/acには対応していません。近距離無線通信のBluetoothも対応していて、マウス、キーボード、イヤホン、スピーカーなどのBluetooth機器を使用することができます。
FireタブレットのBluetoothについて詳しく知りたい方は下の記事を参考にして下さい。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間は最大7時間とけっこう長持ちします。ただし、同梱のUSBアダプタ充電器で充電すると約6時間掛かるのはどうかと思います。充電を早くしたい方は別売りの急速充電器を購入した方がいいかもしれません。
拡張性
FireタブレットはmicroSDカードスロットがあるので、microSDカードでストレージ容量を拡張することができます。microSDカードは最大200GBまで対応しているので、例え8GBモデルのFireタブレットでストレージ容量が足りなくなっても、別売りのmicroSDカードを使用することで問題なく使用できます。
FireタブレットのSDカードの使用する方法は下の記事で詳しく紹介しているので、そちらを参考にして下さい。
サイズ
Fireタブレットのサイズは191mm x 115mm x 10.6mmとなっています。
重量
Fireタブレットの重量は313gとなっています。他の7インチタブレットと比較すると少し重く感じるかもしれません。
スペック表
端末名 | Fireタブレット(第5世代) |
ディスプレイ | 7インチ IPSディスプレイ 解像度 1024×600(171dpi) |
プロセッサ | 1.3GHzクアッドコア |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 8GB/16GB |
カメラ | 2メガピクセル リアカメラ VGA フロントカメラ |
オーディオ | モノラルスピーカー |
通信機能 | IEEE802.11 b/g/n Bluetooth対応 |
バッテリー駆動時間 | 最大7時間 |
拡張性 | microSDカード(最大200GBまで) |
サイズ | 191mm x 115mm x 10.6mm |
重量 | 313g |